コーヒーの
お手軽電子レンジ焙煎

 
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シナモンローストで出来上がりx。

かつてはアルミ製の焙烙を使用し珈琲豆の焙煎をしていました。しかしかなり面倒だし色々欠点も多い。もう少し手軽に出来る方法はないかと云うことで、電子レンジを使用したところ意外にいける。試行錯誤を繰り返し、一応安定的な段階になったので以下に紹介します。

 


焙煎に使用している耐熱ガラス製スポンジガタ。中心部は熱が集中するので、ドーナッツ状に豆が散らばるように、手持ちの耐熱ガラス製プリン皿を接着している。スポンジガタは
750円で購入。 

 


生豆を100グラムセット。

 


 1分30秒加熱後に撹拌

 
2分30秒加熱後に撹拌

 
3分10秒加熱後に撹拌


3分40秒加熱後に撹拌し、さらに20秒加熱で重量が 90%になった。この状態がシナモンロースト(これは私好みの状態で、厳密なものではない)。加熱時間や間隔は、電子レンジのワット数、豆の量により 変わるし、何パーセントを完了とするかはもちろん好みによる。

ともかく重量で管理すると色とかハゼ具合などで管理するのに較べて仕上がりの安定性が大幅に増加する。プロはともかくアマチュアにとってはこの方法により初心者と熟達者の差はなくなるだろう。
もちろん生豆の乾燥度により変わる可能性はあるが、それでもロットが変わった時、一度試験すれば以後は安定すると思われる。

 


コーヒー豆のチャフ(シルバースキン)除去は焙煎完了直後に急速冷却を兼ねてやる。フルイに拡げ下から団扇で扇げば良いが、チャフが散乱するため庭などで出来ない場合(集合住宅や夜間雨戸を閉めた後など)は、豆をざるに入れてフードをかぶせて掃除機で吸引する。このフードは焼酎ペットボトル廃物利用し、底を切り取ったもの。
 

 


掃除機で吸引すると中で豆が踊っている。 

 

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