北海シマエビ紀行(5)
7月5日になり、雲が増えては来たが晴天はまだ続いている。朝食は広間で他の宿泊者と一緒(卓は適当に分けてある)だった。準備されたものから判断すると、昨晩泊まったのは我々も含めて3グループ
だけだったようだ。昨日駐車していたのは(地元)ビジター入浴者のものが多かったらしい。 | ||||
喜茂別を過ぎると次第に山間へ分け入って行くが、地形に険しさはなく、明るく開けた林間の道路は、輝くような新緑があふれて賑わいがある。11時半に中山峠到着。
定山渓を下って札幌に接近する。渋滞がないことは歓迎するべきことだが、この時ばかりはホテルへのチェックイン時刻を睨みながら考えてしまった。1時を廻わった頃、札幌郊外の広々した風景の中へ入ってしばし、藻岩山観光自動車道の道標を見付けたときは、まさに「渡りに船」。左へ国道から逸れると、次々現れる道標に導かれて頂上直下の駐車場へ入った。 | ||||
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茂岩山山頂からのパノラマ(PCによる合成写真)。 | ||||
あとがき この夏も楽しい小旅行を楽しむことができた。
半ば洒落で北海シマエビの解禁日に合わせたのが大当たりで、悪天候から回復した日に北海道に上陸し、好天気はほとんど旅の終わりまで続いたのだった。まさにシマエビ様のお陰、紀行文のタイトルもこれにちなんだ。 | ||||